退職代行サービスが話題となっていますが、このサービスはアルバイトでも利用できるのでしょうか。ブラックバイトの問題が表面化する中、退職代行サービスとアルバイトの関係について見ていきましょう。
アルバイトやパートでも利用OK
「退職」という言葉が示すイメージは、正社員が会社を辞める時ではないでしょうか。そのため、話題となっている退職代行サービスは、主に正社員が利用できるものだと考えている人は多いです。
しかし実際にはアルバイトやパートといった雇用契約であっても、このサービスを利用する事は可能です。正社員の場合と同様、自分でお店などに「やめます」と伝えに行かなくても、退職代行サービスが代わりに手続きを行ってくれます。
しばしばニュースでも取り上げられている、「やめるなら次のバイトを見つけてこい」という無理難題な要求を呑む必要もないのです。
実は正社員よりも辞めやすい
学生アルバイトのように社会経験が少ない人は、バイトを辞める時にどうすればいいのかわからないという声を聞くことが多くなっています。どの業界でもアルバイトの人材不足は深刻で、結局上手く言いくるめられて、ずるずると辞められずにバイトを続けているという人も少なくないでしょう。
いわゆるブラックバイトと呼ばれる問題で、退職代行を利用する人も実際にいます。アルバイトの場合、正社員とは異なりきちんとした契約書を交えているケースというのは少ないため、辞めるときも意外に簡単なのです。
アルバイトという弱い立場を利用して、なかなか辞めさせてもらえずに困っているというときは、退職代行サービスを利用してみるのもいいでしょう。
アルバイトの場合は料金設定がお値打ち
アルバイトだからと軽く考えて、辞めたいときに勝手に行かなくなるというケースもあります。しかしアルバイトとはいえ、雇用契約を結んでいる以上、無断欠勤の末に勝手に辞めるという流れは避けた方がいいでしょう。
若い頃の身勝手さが、社会人になったときにどこかで耳に入ってきてしまうということも考えられます。また、勝手に辞めてしまうということは、それまでのバイト代を受け取ることもできない可能性があります。退職代行サービスをアルバイトが利用した場合、正社員の退職より料金は安くなることが多いです。
これは、そもそもの雇用契約が複雑でないためです。もちろん働いた分のアルバイト料も支払ってもらえます。勝手に行かなくなって毎日ビクビク過ごすより、多少の費用が発生しても、きちんとアルバイトを辞めた方が気分的にもスッキリするのではないでしょうか。
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